タントやタント
昔あんたにウサパンチを喰らわせた
あのおばちゃんが亡くなったんだって・・・。
久々にうさぎブログらしい記事でも。
タントの先代うさぎは、学校うさぎのPON(2006〜2010)。
そのPONと一緒に貰って来たのが、妹宅にいるぴょんちゃんです。
無知な初心者で多頭飼いをしようなんざ、今の私から言えば
GONZO童顔…いや、言語道断ですね。
しかも♂♀一緒のケージに入れて飼おうとしていた
とんでもないお馬鹿さんでありました。
学校の先生が見ても、性別が分からないチビッコうさぎだったので
無理もないと言えばそうなんですけど・・・
下の写真はPONが亡くなる年に
ウチに遊びに来てくれた時のもの。
左が姉うさ・ぴょんちゃんです。
3年ぶりに弟うさぎと再会しました。
しばらく離れて暮らしていても、姉弟だとわかるのでしょうか?
ぴょんちゃんはPONのケージにひょいと飛び込んで
まつたりくつろいでいました。
♂が近づいてもたじろがず、ドッシリと。
PONもおしりを狙うでもなく、とても落ち着いていて
ぴょんちゃんにグルーミングを施してあげたり
とても優しくもてなしていました。
そんなぴょんちゃんが、17日の夜に旅立っていきました。
おとといまで元気に過ごしていたのに
昨日妹が仕事から帰ると、放し飼いしている居間は下痢便の海。
うさぎの便の量とは思えないくらい、広範囲な汚れだったそうです。
急いで病院に連れて行ったら、低体温にも陥っていて
下痢もただ事ではなく、腸の粘膜までもが剥がれおちて出ている状態。
胃はパンパンに腫れ、腸は全く動いていない様子だったそうです。
飼い主の心境、痛く痛く分かりますとも!
頭から血の気が引き、気絶しそうなくらい。
地に足が付いているかも分からなくて
奇妙な浮遊感に襲われてみたり
不安だよね 苦しいよね 自分の命を分けてあげて!って
叫びたい位なんだよね!!
仕事に行く前に、妹から入院の連絡を受け
一日気になりつつ、でも仕事は珍しく怒られずにこなしてきて。
帰宅後にメールの着信音♪
「ぴょんちゃん、午後7時頃に亡くなりました。
明日病院の方へお迎えに行きます(しくしく)」
あぁ、そうか…駄目だったんだなぁ。。。
月曜日、歯切りをしたばかりなのにね。
おいしくて柔らかな牧草を、妹にブーブー言われながらも
ずっと買ってもらったんだよね。
大事に大事にあの子は育ててもらいました。
最後の最期までこんなに尽くしてもらったんだね。
今回夜間の診療施設で5万円、主治医先入院で5万円
たくさんお金が掛かってごめんなさい。
私が連れてきた命を最後まで見守って頂き
本当にありがとうございました。
そんなメールを妹と交わしました。
PONの最後の忘れ形見が虹の橋へと旅立ちました。
うさぎは誰かの身代わりとなる…っていうけれど
もしかして過敏性の下痢が続いていた私の?
そんな私は、今では身辺問題が解決し、
心もお腹も良い方向なのに…
うさぎは何てやさしく、儚い生き物なのでしょう。
ぴょんちゃん、ごめんね。
そして、今までどうもありがとね。
合掌