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2022.04.11 Monday
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長い間、一緒に連れ添った犬と飼い主さんがいました。
犬はがんを発症し、余命はいくばくもありません。
飼い主さんは犬を少しでも長く延命させたくて
最高のお医者さんを探し、先進の手術と治療を受けさせますが
それでも犬は亡くなってしまいます。
深いペットロスに陥った飼い主さんは
亡くなった子の犬種、ゴールデンレトリバーの
生まれ故郷スコットランドに渡り
亡くなった犬に施された治療が、本当にその子に合っていたのか
それでよかったのかと、答えを見出す旅に出ました。
「確かに最高の治療を受ける事が出来て、日本の獣医療は素晴らしい。
でもよい獣医というものは、飼い主さんにも目を向けるんだ。
ペットが苦しむ治療をするくらいなら、緩和療法を勧め
飼い主さんとペットが少しでも長く過ごせることを望むんだよ。」
住み慣れた場所、見慣れたお部屋の景色やにおい
そしてそばには大好きな飼い主さんがいる・・・
それがいいよね。そうしてあげたいね、タントも。
先代うさぎのいよいよという時、あまりにも手元に置くのが
不安で怖くて、入院させようか専門医の管理に頼ろうかとしましたが
そのお医者さんは
「ここの冷たいケージよりも、住み慣れた場所で
飼い主さんと最後まで一緒の方が この子はしあわせですよ。」
と言われ、その言葉によって不安から受け入れる方向に
気持ちを転換させる事が出来ました。
〜 送る時は自分の腕の中で 〜
一連のコラムを読んで、その時がきたら奔走することなく
全てを受け入れ一緒にいようと
心の片隅にそっと思いを偲ばせたごんぞでありました。